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あなたのチャレンジ精神を応援する 『地球探検隊』メールマガジン
2003/09/01 vol.59 読者:6,540名
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■■■【 今日のトピックス 】■■■
■ 隊長からのメッセージ: 常識を疑ってみよう
■ イベント: 9/25(木)現地発着ツアーと地球探険隊を知る夕べ
■ イベント: サマーフェスタ開催報告
■ お知らせ: 中国ビザ、一部不要に
■ ツアー紹介(アメリカ): 地球のササクレを感じる「インディアントレイル」
■ ツアー体験談(タイ): 新しい発見
■ 編集後記: 誕生日ひとり旅
■■■【 隊長からのメッセージ:常識を疑ってみよう! 】■■■
「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう。」
アルバート・アインシュタイン
こんにちは。「地球探検隊」隊長の中村です。
先日8/23(土)、サマーフェスタを開催しました。イベントで隊員と話しながら思い出した、3年前のエピソードがあります。
ベトナム少数民族のブラック・モン族と出会った町、サパ。私が、外国人と行く、イントレピッド社のツアーに参加中のできごとです。
私が参加する数ヶ月前、隊員の粂結美子さんが体験レポート(*)を送ってくれました。「チャイへ。そのまま純粋な心を失わずに育っていってね。」
そのレポートを読んで、その少女チャイに会いたいと思っていました。
(*)レポート全文は → http://www.expl.co.jp/etc/press/press03.html#KUME
サパ到着初日。出会いは突然やってきました。
「いつまでサパに滞在するの?」「名前は?」そんな少女たちとのやりとりから、ひとり「チャイ」と答える子がいました。
「ユミコを覚えてる?」「うん!」彼女は他の少女たちと違って見えました。彼女だけが民芸品の売り込みをしていないのです。
こちらから、「その笛はいくら?」と聞きました。日本円で200円くらい。それを100円に値切る気はおきませんでした。そのまま言い値で買いました。ホテルに戻るとニュージーランド人の女性リーダー、それに旅仲間のイギリス人夫妻、カナダ人男性に「それ、いくらで買ったの?」と聞かれました。
正直に答えると、予想外のリアクションが返ってきました。
「日本人が、そうやってお土産の相場を上げるのは良くないと思うの。チャイのためにもね。」メンバー全員に言い値で買ってしまったことを責められました。
ベトナムに到着したばかりの私は、日本の金銭感覚のまま。200円を安いと判断してしまいました。ベトナム名物フォー(ライスヌードル)が70円という、ベトナムの物価「常識」に、頭が切り替わっていませんでした。
しかし、既にチャイとは、次の約束をしていました。「明日、また会えるかな?妻や娘にお土産を買っていきたいから、帽子、ピローケース…手作りの民芸品を、もっと持ってきてくれないか?」
当日、チャイは約束通り、たくさんの民芸品を持って、満面の笑みで私に近づいてきました。私は「ごめん。買えない。」と一言。彼女はうつむいてどこかへ姿を消してしまいました。翌日、どこにも彼女の姿は見られません。「このまま彼女に会えないのは、どうにも後味が悪いなぁ。」そう思って迎えた最終日。
チェックアウトをするため、荷物を持って、ホテルの部屋を出た途端、「シーン!シーン〜!」私の名前を遠くから呼ぶ、チャイの姿がありました。彼女は雨の中、路上に立って、びしょ濡れでした。涙なのか雨なのかわからないほど。
「こんな雨の中、いったい何時から待っていたんだ。」まっすぐな瞳で、「シンは友達だから、これプレゼント…。奥さんと娘さんに。それから、これから産まれてくる赤ちゃんに。」そう言ってミサンガを4本差し出し、私の左腕に一本巻いてくれました。
思わずチャイを、きつく抱きしめました。
全てを知る、ツアーメンバーたちは、優しい眼差しで私とチャイを見ていました。
チャイは今頃何をしているんだろう。ブラック・モン族の結婚は早く、女性は、12、3歳で嫁ぐと聞きます。もう、立派なお母さんになっているのでしょうか。
ツアーメイトの一人は、60歳のカナダ人。彼は私の先入観を壊すに十分な健脚の持ち主でした。60歳と聞いて「こんな年配の方とトレッキング。歩くペースを落とさないと」と思っていたら、逆に私が小走りで、彼についていかなければなりませんでした。また、イギリス人カップルは、何と1年間のハネムーン中。すでに世界中を6ヶ月、新婚旅行を続けていました。
この旅では、私の中にあった規準を、次々とぬりかえる出会いがありました。世間の常識、偏見、先入観にとらわれない視点で見るには、たくさんの出会いと経験が必要だと思いました。
日本の常識は、世界の非常識かもしれません。
自分自身の常識を疑ってみませんか?
行動を変えなければ、あるいは行動範囲を広げなければ、新たな発想は、生まれてこないと思います。非常識な発想は、世間で独創的と評価され、やがて「スタンダード」になる可能性を秘めています。
偏見のコレクションを捨てる旅をしませんか?
「地球探検隊」隊長 中村 伸一
■■■【イベント: 9/25(木)現地発着ツアーと地球探険隊を知る夕べ 】■■■
隊長中村がスピーカーとなり、「地球探険隊」や現地発着ツアー初心者の方を対象に開かれるこの夕べ。毎回、ついつい時間を過ぎても話しつづける隊長の熱いトークを、一度、聞きにいらしてくださいね。
毎回、参加の8−9割の方が「地球探険隊」初心者です。
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■ 現地発着ツアーと地球探険隊を知る夕べ (参加費無料)
■ 日時: 9月25日(木) 19:00〜20:30
■ 会場: 「地球探検隊」オフィス
詳細・ご予約は→ http://www.expl.co.jp/etc/event/index.html#YUUBE
前回開催の様子は→ http://www.expl.co.jp/etc/event/yube/23zdk/index.html
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■■■【 イベント: 「地球探険隊」サマーフェスタ報告 】■■■
冷夏の合間をついて訪れた、突然の真夏日。
そんな絶好の「サマーフェスタ日和」にイベントは開催されました。
帰国したばかりの方々の、勢いのあるオンタイムなツアー報告と、できたての写真の数々。もうすぐ出発する方々の、より具体的で的をついた質問の数々。笑い声がいたるところで飛び交っていました。
現地発着ツアーの情報交換の場として、「大人の修学旅行シリーズ」メンバー再会の場として、とても有意義な時間が流れ、外も暑かったけど、お店の中も熱かった、そんなホットな昼下がりでした。
■「地球探険隊」サマーフェスタ当日の様子は
→ http://www.expl.co.jp/etc/event/yube/22sfa/index.html
■■■【 お知らせ:中国ビザ、一部不要に 】■■■
9月1日より、一般の旅券を所持する日本国籍者が、観光、商用、親族訪問、通過で、中国に15日以内の滞在の場合、査証が免除されることになりました。
→ http://www.china-embassy.or.jp/jap/54521.html
中国と言えば、そう!ゴールデンウィークに大人の修学旅行「中国を喰い尽くせ!」で、私も行くはずでした。あー、行きたかったなー。万里の長城を、ヒーヒー言いながら、隊員達と歩きたかった。テーブルを囲んで、美味しい小龍包食べるはずだったのに!
個人的は、とっても悔しい思いが残っているのですが(必ずリベンジするぞ!)、隊員のみなさんには、査証免除によって、行きやすくなった中国に、ぜひ行ってもらいたい!ので、イントレピッド社の一押し中国ツアーをご案内します。
■ テイスト・オブ・チャイナ 9日間(北京発上海着、毎週木曜日発)
→ http://www.expl.co.jp/tour/asia/tour-ip02.html
日本から、北京・上海へは、飛行機でたったの3時間。このツアーは9日間で北京、西安、蘇州、そして、今や東京以上に勢いのあるアジアの大都市、上海をまわれます。航空券もお安くなる、これからの季節。中国人にまじって本場の太極拳を体験!なんていががですか? (アジア担当:長谷川沙枝)
■■■【 ツアー紹介(アメリカ):
地球のササクレを感じる「インディアントレイル」 】■■■
今回からの新コーナー。
「そうだ、アメリカに行こう!」とパンフレットを手にしたのはいいが、コースが、あまりにも沢山ありすぎて、どれを選んでいいのか分からず呆然…ということ、ありませんか?そんな方々のために、各担当者より、旬、人気のツアーや、個人的に一押しのツアーなどを、ご紹介していきます。
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■インディアントレイル14日間 (アメリカ西部/トレックアメリカ社)
ロサンゼルス発着 4月〜10月催行
ツアー情報 → http://www.trekamerica.com/tours/it03.html
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私がはじめて参加したトレックアメリカは、ロサンゼルスからニューヨークまでの大陸横断ツアー。「大陸」は、思った以上に広大で、毎日毎日、景色も気温も人も聞こえてくる言葉も違う。
自分の足でその広大さを実感できた貴重な旅だったけれど、唯一の欠点は、ちょっと駆け足だったこと。3週間の旅を終えたとき、もっと深く、もっと奥へ、旅を続けたい、という欲求が残りました。一番強烈だった、グランドキャニオン。この奥には、どんな景色が存在しているんだろう?
…数年後。前回の欲求を満たすべく、アメリカ西部だけのツアーに参加します。ゆっくりと国立公園だけを巡る旅。「観光地」を欲張らなかったおかげで、移動時間も比較的短く、各訪問場所で、ゆっくりとした時間を楽しめました。
「今まで、一番感動したところはどこですか?」とよく聞かれるのですが、あまりにもその景色がすごいと、感動とか、それを言葉にして表現っていう作業を超越してしまうって、思いませんか?
グランドサークルと言われるこのエリア、グランドキャニオンの背後に、名も知らない小さな国立公園、州立公園、いや、ただの道路でさえもが、圧倒的な大きさで迫ってきて、私は細胞が毎日ザワザワとしていました。できることといえば、ただただ、無力でちっぽけな存在として、呆然と佇むのみ。感動もできなかった、思考能力がとまってしまうような場所です。
まあ、結局は、語彙力不足で説明しきれてないのですが、そんな、私のちっぽけな想像力を超越した「地球のササクレ」大地を感じられるコースが、今回お勧めするインディアントレイル。
最後に、ちょっとテクニック的なことも加えておくと、このツアーのロサンゼルス発着の航空券は、日系/米系/アジア系の航空会社全部が乗り入れる空港なので、料金競争も激しく、他の場所に比べ、安く手にはいります。時期を選べば、4万円台で行けることも、捨てがたいポイントのひとつです。
(ご案内= 北米担当:青崎 涼子)
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■■■【 ツアー体験談(タイ):新しい発見 】■■■
旅に出る目的は、それぞれ皆さん違うと思います。
普段使わない筋肉を使って歩き回りたい方、時間を忘れてのーんびりしたい方(私は絶対こっち)、様々な人に出会って、新しいことにも挑戦した方などなど。その人の傾向ってありますよね。
でも、時には、今回ご紹介する山口さんのように、今までの自分では選ばなかったツアーに参加してみるのは、いかがですか?きっと新しい発見がありますよ。
(アジア担当:長谷川沙枝)
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■テイスト・オブ・タイランド (タイ/イントレピッド社)
山口さん(男性・隊員#22570・神奈川県) 2003年7月 参加
ツアー情報 → http://www.expl.co.jp/tour/asia/tour-ip04.html
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もともとトレッキングが好きなので、Activeなツアーに参加することが多かったが、今回は日程の都合で、このツアーに参加した。
印象としてはズバリ「癒しの旅行」。日程のわりには移動距離が少ないし、どこに行っても早い時間にホテルに入れるので、ゆっくりできます。せわしない自分には余りまくるほど・・・。ゆっくり旅が好きな人にはいいかもしれません。マッサージも沢山行けたし。
途中、イントレピッドがサポートしている孤児院を訪問したが、いろいろ考えさせられた。この孤児院はイタリア人の女性が切り盛りしている。確かに、日本は補助金などでタイに対して大きな経済援助をしているかもしれないが、このように、顔の見える援助って、どのくらいしているんだろう?
あと、カンチャナブリのそばのHellfire Passでは、第二次世界大戦で日本人がタイやその他の国の捕虜に対して強制労働させて完成させたと言う鉄道跡があった。本ツアーに参加する段になって、本を読んで初めてこの歴史を知ったのだが、今の日本人でどれだけこの歴史事実を知っている人がいるか・・・。
タイ、特にこの周辺を訪れる際には、これらの歴史的背景を知る必要があるんじゃないかな〜と感じた。この観光の後、日本で英語の先生(アメリカ人)をしている夫婦と広島の原爆の話やこの日見てきた話、イラクの戦争などいろいろ話した。
以上、この旅はゆっくり旅ができ、その上考えさせられることが多かった。トレッキング好きの身にとっては、少し物足りなかったけど、いい旅だった、本当に。
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■ 最近、写真も積極的に掲載し、大好評の新着帰国報告・ツアー体験談は
→ http://www.expl.co.jp/act/index.html
■ あなたの体験も聞かせてください!ツアー後アンケート ダウンロードは
→ http://www.expl.co.jp/expl_lib/pdf/index.html
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■■■【 編集後記: 誕生日ひとり旅 】■■■
今から数年前のこと。
もうすぐ迎える、二十歳の誕生日をどこでどのように過ごそうかと、考えて、
思いついたのが「一人で知らない場所へ行ってみる」というコトでした。ちょ
うどその頃は、数週間のアメリカ滞在中。滞在先の親戚に頼み込んで、2泊3日
のとても短い、生まれて初めての海外一人旅へと出発したのです。
初めて乗る列車や、バス。時刻表と睨めっとして辿り着いたのは、「ソルバング」
という街でした。ロサンゼルスの北に位置するこの街を選んだ理由は、地図を
広げてみた時に、こじんまりとした印象をもったから。
今、場所を再確認するために地図を広げて見てみたら・・・なんて、近い!
あの時は、「はるばる」ここまでやってきたって思ってました。特に何をした
わけでもなく、フラフラと歩いて、気が向いた時に食べて飲んで、写真を撮っ
て。それでも私は、一つ歳を重ねるのにふさわしい行動だと、自我自賛。特別な
誕生日となりました。
現地発着ツアー中に、お誕生日を迎えた方のお話を時々聞きますが、それも
また、特別ですよね。みなさんにも、そんな特別な誕生日、ありますか?
ソルバングは、『デンマーク風の町並みが特徴で、カリフォルニアの中でも非
常にユニークな美味しいヨーロッパ風の食事、お菓子、そしてこの地方の名産
のワインが楽しめる「テーマパーク」的な存在として、多くの人々が訪れている』
街なんです・・・ってことを知ったのは、ずーっと後のことでした・・・。
(昔っから、事前学習は苦手です:冨永 奈穂子)
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